今回は私がリアル無拠点女子になったお話をしようと思います。
アドレスホッパーや多拠点生活が最近話題になっていて、私もその部類ではあるのですが、
マジで「実家」もないリアル無拠点生活をしてます。
「実家がなくてかわいそう」
「実家がないなんて何か事情があるんだ」
「寂しい人」
なんて印象を持つ人もいるんじゃないでしょうか?
ですが、私はむしろ無拠点生活を幸せに過ごしています。二拠点生活、多拠点生活よりむしろ「無拠点」です。
拠点に縛られずに生活できることこそ、人間らしく生きられるんです。
- 実家がないと不幸せだと思っている人
- 実家から離れた暮らしが気になる人
- 無拠点女子が気になる人
こんな方向けの記事です。
実家がないリアル無拠点になった経緯(家族のお話)
私は、新卒で働き始めたタイミングで実家をなくしました。ちょうど2年前くらいから!
もともと父がすでに単身赴任をしていて、実家は私と母と弟の3人で数年間住んでいました。
私が転勤族の会社に入ったタイミングで母も異動になり、「実家」を残す必要がなくなったのです。
母→宮城
弟→北海道
私→無拠点
全国に家族がいる「多拠点家族」を現実にしたのです。
定住が苦手な理由:転勤族で拠点がなかった
実家がなくなる前から、私たち家族は拠点はほぼありませんでした。
父が転勤の多い仕事に勤めていたので、引っ越しは子供の頃に5回も経験しています。
住んでいる時間が長かったのは「札幌」なので一応地元は「札幌」です。
小さい頃から引っ越し生活をしてきたので、
- 新しい環境に慣れるのも早い
- 人に合わせる順応性がある
- 定住がニガテ
我ながら無拠点生活するために生まれてきたのではないかと思います笑
実家がないと不幸せ、寂しいと感じるのはもう古い
Googleで「実家がない」と調べると、
- 実家がない 辛い
- 実家がない 離婚
- 実家がない 年末年始辛い
などネガティブな記事がピックアップされて出てきますが、果たして本当に実家のない人は「不幸せ」なのでしょうか?
確かに、実家がないのは不便が多いかもしれません。
家族が集まりづらい
イベントごとになると寂しい
実家がなくて離婚後に住む家がない
実家がなくて出産後の生活が難しい
こんなネガティブな考えを持っている方が多い印象。
それでも私は「実家がなくても幸せ」です。
むしろ実家がない方が自由度が高く、自分らしく生きられるのではないでしょうか?
・自由度がむちゃくちゃ高い
・旅行感覚で家族に会える
・家族関係が非日常になり、各々の存在価値が高まる
・年間イベントにむしろ縛られなくて楽しめる
・家族のコミュニティから離れることで自分が変わる
・場所とコミュニティに縛られなくてすむ
・視野が驚くほどに広がる
実家がないと何が起こるかというと、
「家族と飲みに行くことが増える」のです。落ち合う場所がないので、友人と同じように待ち合わせ場所を毎回決めて、お店を決めて合流します。なかなか新鮮です。
この間は父と飲みに行って「家族とは」について語りつくしました。家があった時にはこんなこと喋ったことないのに・・・(笑)
こんな関係になれたのも「家がなくなったおかげ」だと思っています。
働き方改革があって住む場所の改革をしない。
家族の在り方はずっと一緒??
私は今こそ、新しい家族の在り方があっていいと思うのです。私たちのような「多拠点家族」も新しい家族の在り方です。
無拠点女子の現在:実家がない生活スタイルとは?
私は主にシェアハウス、友人宅、全国にある家族宅、ゲストハウスなどを宿にして生活しています。
シェアハウスは3ヶ月単位で契約したり、ゲストハウスだと1ヶ月単位でヘルパーをしながら無料で宿にステイさせてもらっています。
1日数時間ゲストハウスのお手伝いをする代わりに宿を無料で貸してくれるものです。フリーアコモデーションともいいます。主に外国人留学生や、バックパッカーが利用するようなサービス。
場所にもよりますが、ゲストハウスヘルパーには宿と食事を出してくれるところもあるので、ほぼ金なしで生きていけます。
私は現在フリーライターとして活動しているのでWiFi環境の備わっているゲストハウスならどこでも働けます。本当に便利なサービスです。(今度詳しく記事にします)
私は基本的に短期滞在型アドレスホッパーではなく、1ヶ月ごとに移動して生活しています。
1ヶ月滞在する理由は、
オフラインのコミュニティが広がって、そこが「また帰る場所」になるのにちょうど良い期間だから。
私は実家にとらわれず、帰る場所を増やしていきたい。
実家のない生活、精神面は大丈夫?
新しい場所で生活すると、今までやってこなかった決断や判断する機会がめちゃくちゃ増えます。それだけ疲れる時もありますが、自分で自分の人生を選択して判断していく生き方って、自分らしい生き方だなと思うのです。
新しいことに触れるとそれだけ、吸収するのに疲れてしまいますが、私はそれが良い疲れだと思っています。
私は新しいことに逃げ続けて、何も知らないまま死んで行きたくないから、無条件でその環境にぶち込まれる「無拠点生活」はすごい。
まとめ
実家がない弱みを逆手にとって、私は実家がないことを強みとして生きています。弱みって強みにもなるんですね。私は生まれ持った無拠点女子なんだ!と思うようにしてます。
実家がないことであまりにも悩んでいる人が多いことを知ってこの記事を書きましたが、「実家がなくても幸せやで!」っていう押し付け論になってしまっていたらごめんなさい。
家族が一緒にいるのが当たり前
実家があるのが当たり前
この概念に縛られず、私は無拠点女子で、多拠点家族ライフを楽しんで生きます(笑)
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